厳冬の避暑地、誘客へ秘策 山梨・清里で「寒いほどお得フェア」(産経新聞)

 有数の避暑地として知られる山梨県北杜市の清里高原。厳寒の真冬にも足を運んでもらおうと、NPO法人「清里観光振興会」(小須田稔会長、同市高根町)に加盟する飲食店やホテル、ペンション、物販、体験などの58施設が、気温が一定以下に下がった日にお薦めの商品を割引する「寒いほどお得フェア」を展開、観光客らに好評だ。

 割引率はJR清里駅前の観測点でその日の午前10時に記録された数値を基準に、5度以下なら30%、氷点下5度以下なら50%に設定。対象商品は、飲食店ならレストランのカレー(定価1280円)、ワインビーフシチューセット(同1980円)、中華のタンタン麺(同850円)、物販では「ドライフラワー八ケ岳の花束」(同840円)などと、店ごとにさまざまだ。

 通常9千〜1万3千円のデラックスルーム(2人利用で1人1泊朝食付き)宿泊料を対象としたホテルや、通常6500〜7千円の1泊朝食付きプランが対象のペンションもある。

 宿泊料は精算時に、前日の気温に基づく割引率が適用される。

 清里観光振興会の企画広報部長、小林勉さんは「夏に比べると、寒さが厳しい清里の冬の観光客数は少ない。でも結氷した吐竜(どりゅう)の滝、雪化粧した八ケ岳など寒いからこそ見られる景色もあります」と魅力を紹介。「この時季は割引となる低温の日がほとんど。寒さを逆手にとって観光客を呼び込みたい」と意気込みを話してくれた。

 フェアは28日まで。8回目を数える今年から、飲食店以外の施設に対象を拡大し、参加店舗数が昨年より35も増えた。

 問い合わせは清里駅前総合観光案内所(電)0551・48・2200。詳細はホームページ(http://www.kiyosato.gr.jp/pleasure/event/2010/SOF/)へ。

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